実際の家を見ながら、活かせる木や残していきたい部分などお施主様のご要望に沿って、その場で手描きの図面を書いていきます。
長く住み続けた家だからこそ、傷や色あせの味わいもありますね。
次の世代に引継ぐ家として木の本来の特性を活かしてリフォームを進めます。
世代を越えて永く住み続けるための家
木材加工に特化した大工の腕と職人技が光るリフォーム

お客様のご要望
築70年の旧家を次の世代に残していくためにも、住みやすく快適な家にしてほしい。
冬は寒く夏は暑く感じるので、断熱性を高めたい。
家自体の老朽化も見られるので、安心して暮らせるように設備を整えてほしい。
施工ポイント
担当者が何度もお施主様とお打ち合わせさせていただきながら、手書きで図面におこしました。
木材のみやカンナ削りが得意な大工さんに今後も活かせる木材と外す木材を選定してもらい、今ある姿を残しながら劣化している部分は取り除いて新しく再生する形をとりました。
お客様のご予算や要望に沿ってリフォームプランをご提案いたしました。
これだけリフォームしても工事代金1,250万円(税込)で行えました。
写真
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お打ち合わせ風景
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解体作業まだ使える木材や素材を確認しながら、補強や作り直したほうがいい部分を見ています。
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内壁の解体壁の状態を確認しながら撤去を進めています。
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大工職人さんの技既存の鴨居に新しい木材で差し込むための加工を施しています。
大工職人さんの経験や腕が試されます。 -
リフォーム前の外観リフォーム前の外観は、窓ガラスが多いゆえに、外気からの影響を直に受けやすく、冬は寒くて夏は暑いという点でお困りでした。
サッシが多いと中の様子が見えやすく、玄関周りの施錠も不安で防犯面が心配でした。 -
リフォーム前のキッチン収納スペースがもともと少ないうえに、上部の戸棚は手が届きにくい高さにあったため、使いづらさを感じておられました。
天井には雨漏りした後によるカビも生えてきていました。
また、キッチンの設備も古くなり、使いにくい状況でした。 -
リフォーム前の浴室冬場はとても寒く、外気の温度を受けやすい浴室でした。
寒い浴室はヒートショック現象が起こりやすく、お施主様はご高齢のご夫婦でしたので、そのままでは非常に危険な状態でした。
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リフォーム前の家の裏経年劣化により外壁などが崩落してそのままの状態でした。
破損した部分は修繕しなければならないのはもちろんのこと、家の周囲も歩くには少し危ない様子でした。 -
新しい木材を古い鴨居に古い鴨居の部分にぴったり合うように新しい木材を差し込みました。
簡単そうに見えますが、スムーズに扉の開け閉めができるようにするには、加工や調整に丁寧な作業が重要です。 -
リフォーム後の外観築70年の家がほとんど形を変えずに、リフォームできました。
以前はなかった取っ手の引き戸は開け閉めがしやすく、施錠もしっかりできるようになりました。
サッシは数を減らして、断熱性能のあるタイプに変更しています。
明るさをとりながら、プライバシーを確保できるようになりました。 -
リフォーム後のキッチン家の中心に対面キッチンを作ったことにより、家族の様子を見ながらお料理できるようになり、家族間のコミュニケーションもとりやすくなりました。
収納面は使いやすい引き出しをメインにしているため、調理器具をたっぷり収納することができ、すっきり保てますね。 -
リフォーム後の浴室明るく広々とした浴室に一新しました。
以前は寒かった浴室でしたが、高気密・高断熱で外気の影響をうけにくく、冬はあたたかく、夏は涼しく感じられるようになりました。 -
リフォーム後の家の裏崩落していた外壁はしっかり修繕をしました。
周りの草木も不要な箇所は撤去してすっきりしました。
施工概要
- 家族構成
- 大人2名
- 延床面積
- 40坪(132.50m²)
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